クレア自由が丘治療院のブログ

会社勤めをしていた鍼灸師だからこそ分かる働いている人の気持ち。

クレア自由が丘治療院・日々のこと
2018年08月5日

上司と二人きりの部署。

契約社員や派遣社員ではありましたが、23歳~31歳くらいまでの間は、

治療院ではなく、普通の会社で働いていました。

私は29歳の秋、突然思い立って鍼灸の専門学校に入学することになったものの、

蓄えに余裕があったわけではないので、

鍼灸学校の夜間部に行く傍ら勤められる仕事を探すことにしました。

まだ何も知識や技術がないうちは、治療院でアルバイトをするよりは、

今までやってきたオフィスワークの方が収入も良いので、そちらで探すことにしました。

夕方6時~夜9時過ぎまで週6日3年間の学校だったので、
朝遅めで帰りも早く上がらせてもらえる仕事を探しました。

学校に通いながらと言うと断られることが多く、
やっと見つかった仕事が朝10時~夕方4時までのとある企業の事務員の仕事でした。

時給も条件も勤務地も悪くない。何箇所も面接に行き、待った甲斐があった、
と思ったのも束の間。

その部署は長である上司と事務員である私の二人っきりの隔離された部署でした。

初日から上司の圧力があり…

面接時に終始にこやかだった上司は、気分にとてもムラのある方でした。

初日に簡単な作業ということで領収証の整理をすることになりました。

そして言われた一言が

「この領収証、無くしたらどうなるか分かってるか?」

「………???」

「ただじゃ置かないからなっ!(もっと怖いことも言われました)」

「……(きょえーーーーーー!!!)」

領収証にまだ触ってもいないのに、無くした場合のことで??

それに物騒過ぎる!!

あ、なんかマズイところに来ちゃった?

もしかして私??

え?え?え?

とも思いましたが、せっかく見つけた仕事です。

続けることにしました。

普段はとても優しい上司です。

しかし時々、ちょっと、いやかなりキツいことを言うようになってしまう。

これは彼のせいではない、彼の心の病いのせいだ…と最初は優しい気持ちでいたものの、

私も聖人君子ではないので、数ヶ月経つと、私の心もだいぶ参ってきました。

 

当時のルームメイトに相談しました。

「パワハラっていうのかな? 結構、つらいんだ。どうしたらいいかな?

お金があまりないから、仕事やめられないんだ」

すると、ルームメイトが

「今度、嫌なことを言われたら、こう言うんだよ!

『そういう言い方は失礼なんじゃないですか?』

それだけ。」

夜、一緒に散歩しながらその言い方を友は掛け合いで練習してくれました。

「そういう言い方は失礼なんじゃないですか?」

何回も何回も練習しました。

今度、嫌なことを言われたら、絶対コレを言う!それを心に決めました。

すると不思議だったのですが、それ以来嫌なことを言われることが一度もなかったのです。

ルームメイトと散歩の時に炎のセリフ特訓をしたのですが、

結局、一度もそのセリフを使うことなく、無事任期満了でその職場を去りました。

夜、通りを歩きながら練習したこと、時々思い出します。

 

まとめ

今、まさに会社の人間関係で悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。

私はたまたま友人のアドバイスが功を奏して、なんとかやり過ごすことができました。

もし悩んでいたら、必ず誰かに相談してください。

一人で抱え込まないでください。

友人や家族でもいいですし、会社に相談窓口がある場合はそういったところを活用しても

良いかと思います。

でもなかなか会社のことを会社で相談はしづらいという方も多いのではないでしょうか?

そういった場合は、各都道府県の都道府県労働局のパワハラ相談窓口などに問い合わせても

良いかと思います。

精神的にもおつらい場合は、心療内科を受診するのも手です。

まだ、そこまでではないとか、今、どうして良いのか分からないという場合は、

社会経験のある鍼灸師やマッサージ師のいるゆったり時間を取っている治療院で、

カウンセリング以前の普通の”お話”をしてみてはいかがでしょうか?

世間話をするような感じです。

人に話をすることで、解決の糸口が見つかることもあります。

答えはご自身が持っている場合もあります。

友人でもなく、会社でもなく、役所でもなく、病院でもない、

そんな立ち位置の人の方が話をしやすい場合もあるかと思います。

私もそんな立場の鍼灸師の一人でありたいと思っています。

 

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鍼灸学校で難病を学ぶ理由

鍼灸について
2018年08月1日

鍼灸学校では現代医学も学びます。

鍼灸学校の科目の多くの部分を現代医学の基礎医学部分が占めています。

その幾つかの科目の中で臨床医学各論というのがあります。

病名とその症状や原因、初期症状、現代医学での治療方法、その予後(その病気がたどる医学的見地からの経過と結末)を学びます。

あまり深く考えずにはりきゅう学校に入学した者にとっては想定外にも、覚えなければならない病名は幅広く多岐にわたります。

鍼灸学校なんて、ツボと筋肉を覚えて、鍼の打ち方とお灸の据え方を覚えるだけでしょ!と思ったら大間違い。

こんな病名、聞いたことないわ!というような難病の名前も出てきます。

で、みんな思うのです。

「将来、肩こり・腰痛専門の鍼灸院を開く予定だから、難病は覚える必要ない!」とか、

「美容鍼専門でやって行くから、クローン病や重症筋無力症の人は患者で来ない」とか…。

なぜに、こんなに覚えねばならぬのだ、一生会わないかもしれないのに…と。

 

あまり耳にしない病名の方も普通に町の鍼灸院に来院されます。

難病の人は来ないと思っていたら大間違いです。

その可能性の人はいらっしゃいます。

その可能性がある人を自分が施術すべきクライアントなのか?

それとも、

このクライアントさんは然るべき病院に行くことを勧めるべきなのか?

それを判断しなければなりません。

 

たかが肩こり、たかが腰痛と考えていても、そこに大きな疾患が隠れていることもあります。

鍼灸師が全知全能である必要はなく、鍼灸師の扱う範囲ではない、これは医師に委ねるべきであるというのを判断するために疾患名やその症状、初期症状を覚えるのです。

 

まとめ

たかが肩こり、たかが腰痛…。

いや、そこには大きな疾患が隠れていることもあります。

「これはタダの腰痛ではない!自分の治療対象ではない」と判断する現代医学を鍼灸師は学んでいるのです。

全日制3年間学校に通い、国家試験を合格するというのは、生半可な気持ちではできないものです。

 

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鍼治療は痛いの?の質問について

鍼灸について
2018年07月9日

こんにちは。クレア自由が丘治療院の比良田めゆみです。

今日は鍼治療を受けたことがない方からよく聞かれる質問「鍼って痛いの?」について書いていきたいと思います。

 

鍼は痛いのか?

「鍼治療は痛くないです。」

でも絶対? 本当に? 100%痛くないか?と聞かれると、はっきり痛くないとは言い切れなくなります。

針を刺したら普通は痛いのです。

身体に異物が入ってきて痛くないワケがないのです。

でも、それを痛くないように刺す練習を鍼灸師は学校で学びます。

学校だけではなく、自分でも練習します。

ほとんどの日本の鍼灸師は鍼管という鍼を刺入するガイドを使って刺入します。

下の写真の赤く丸を付けた筒状の物が鍼管です。

これは使い捨ての鍼に付属で付いている鍼管なので、プラスチック製です。

使い捨てでない物は金属製です。

 

この筒(管)の端を皮ふ面に当てて、少し圧を掛けた状態で、鍼を刺します。

皮ふ面に当てる部分は当てても痛くないように、丸みを帯びた加工がされています。

その管の皮ふ面に当たる圧によって、鍼の刺鍼の痛みを軽減もしくは、ほとんど感じないくらいに軽減してくれます。

鍼管を使わない技術で施術をする鍼術もありますが、私の場合は必ずこの鍼管を使用しています。

体験してみると分かりますが、ほとんど鍼の痛みはありません。

 

気持ちいい鍼の響き

ただ、針が刺さった痛みよりも、筋肉の凝り固まっている部分に鍼が届くとズーンという鍼治療独特の「鍼の響き」という感覚があります。

それは「効く~」という感じがして、とても気持ちいいです。

 

これは、痛みとはまた違う感覚なのですが、それを「痛い」と表現する方も時々いらっしゃいます。

この響きが苦手という方もいます。

 

逆にこのズーンとした響きがないと、鍼をした気がしないという方もいます。

 

これは鍼の「得気(とっき)」とも言って、ツボやコリに的確に当たった時に発生します。

鍼の響きが出なくても、鍼の効果はあるという意見もありますが、私はこの得気が出た方が治療効果が高いと感じています。

 

しかしこの響きが苦手という方にはあまり響かないように施術もしていますので、苦手な場合は我慢せず、教えて頂けると響きの強弱の調整はできます。

響きが苦手な方は多くの場合、弱刺激でも効果が出る方なので、響きがなくても治療効果は出ています。

 

まとめ

比良田の場合、鍼を刺すときは鍼のガイド(鍼管)を使って鍼治療をするので、鍼を刺す時の痛みはほとんどしません。

異物が体内に入ってくるので、時に痛いと感じることもあるかもしれませんが、非常に稀です。

鍼を刺入する時の痛みとは別に、筋肉に鍼が的確に当たると「鍼の響き」というものが発生します。

これは凝っている筋肉の反応で、この響きが出ることによって、治療効果は上がります。

 

比良田はこの「鍼の響き」を引き出すことを得意としている鍼灸師です。

そのため、鍼好きの方には大いに喜んで頂いています。

 

しかし、鍼独特のこの響きが苦手な方には、施術の強弱のコントロールもできますので、遠慮なくおっしゃってください。

またどうしても鍼が苦手という方、また鍼に対する恐怖心が強い方はかえって、身体が緊張してしまうため、手技マッサージだけの施術をさせて頂く場合もあります。

嫌がる方を押さえつけてまで鍼という施術方法を選ばなくてはならないということはないです。

気持ちいい施術方法、腑に落ちる施術方法で施術を受けるのが、一番です。

 

私は流れ作業ではなく、きちんとお話を聞きながら、各クライアントさんの身体のタイプ、体調、痛みの感じ方、刺激量を考え、施術に当たっています。

ぜひ安心して鍼治療を受けてみてください。

 

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