不妊治療鍼灸院修行時代を振り返り思うこと

 

 

今から十数年前、鍼灸学校卒業間近の頃、たまたま見学に行った鍼灸院で、助手のお話を頂いて、

院長の助手をしていました。

 

そこは不妊治療専門の鍼灸院でした。

たまたま見学に行った治療院が不妊治療専門で、

「時々、整形外科疾患(肩こりや腰痛など)のクライアントさんも来るよ。勉強になるよ」

と言われ、働いてみることにしました。

 

 

 

不妊治療専門鍼灸院で修行しましたが…

 

プロフィールに「不妊治療専門の鍼灸院にて修業」と書いているのでお問い合わせを頂くことがあります。

 

特にうちは不妊治療の鍼はしていません。

しかし受け入れ拒否もしません。

 

でも、私にできることには範囲があります。

 

もともと、不妊治療に全く興味がなかったので、不妊治療の世界を覗き見ることができたのは、

非常に良い経験だったと今では思っています。

 

 

 

不妊治療専門鍼灸院で学んだことをシェアします

 

私は身体を温め気持ち良く血行促進するお手伝いと応援はできます。

応援はできますが、特別なアドバイスは私には難しいです。

 

不妊治療のアドバイスは不妊カウンセリングをきちんと学んだ人から受けた方が良いと私は思っています。

私の修行先の院長はきちんと不妊カウンセラー資格を持ち、不妊カウンセリング学会に所属している方でした。

 

クレア自由が丘治療院は、不妊治療に疲れてきたなぁ…とか、

不妊治療のクリニックの待ち時間に利用したい、

身体を温めたい、ぼーっとしたい、普通にお話がしたい、眠りたい…

という方のご利用は歓迎しております。

 

 

特別なアドバイスは私にはできませんが、むかし勤めていた不妊治療鍼灸院時代に院長が毎日毎日、

クライアントさんにお話していたことは、覚えていますので、ここに書いておきますね。

 

 

懐妊を希望するならば…

 

・毎日1万歩以上早足で歩く(できれば2万歩!)

・禁酒・禁煙

・早寝早起きをする

・腹八分目

・戦前の日本人と同じような食事にする

・身体を温める

・仙骨の指定のツボにご主人にお灸をしてもらう(スキンシップの意味もあるのでしょう)

 

 

 

日本人の当たり前の養生訓みたいな感じですが、当たり前のことが難しい世の中なのだと思います。

 

私が修業させて頂いた不妊治療の鍼灸院が効果を上げていた一番の理由は、

 

院長の生活指導とカウンセリングにあったのだと私は思っています。

 

鍼灸師の私が言うのもヘンですが鍼灸院がご懐妊を希望される方にできることは、

鍼でどうとか、

灸がどうとかというよりも、

生活改善と悩みを減らすことにあると思います。

 

その補助としての鍼であったり灸であったりマッサージであったりだと、私は思っています。

きちんとお母さんになる女性の身体が心身ともに健康で、

ご主人と仲良く、心配事もなければ、コウノトリはやってきます。

 

もちろん、子宮や卵巣など妊娠に関係する器官が器質的に(解剖学的に、病理学的に)問題を抱えている場合は、
病院できちんと治療する必要があります。

それと男性側に問題がある場合も別です。

 

 

 

まとめ

 

「妊娠しなきゃ妊娠しなきゃ!」と、そればかりに気持ちが追われ気味になっていると

お腹の中のベッドがギスギスしてしまいます。

 

健康と心の平安が一番大事。

 

赤ちゃんは温かくて柔らかいお腹の優しくてニコニコしているお母さんが大好きです。

そんなお腹にコウノトリはやってくるのではないでしょうか?

 

不妊治療鍼灸院の修行時代、懐妊を希望する女性と接していて、そんなことを考えていました。

 

私は不妊治療の鍼灸院にいて、不妊のツボは勉強しましたが、不妊カウンセリングの勉強はしていないですし、

養生訓を語れるほど健康的な生活を送っている人間ではないので(身体は丈夫ではありますが…)、

不妊治療治療家向きではないなぁと思ったのでした。