気ってあるのかな?あるなら感じてみたい!

 

常に好奇心旺盛で生きているアラフォーも過ぎ、アラフィフも見えてきた比良田めゆみです☆

未だ気持ちは大学生♪

 

今回は、鍼灸師には切っても切れない、の話を少し…。

 

と言っても、ご存知かとは思いますが、難しい話は書きませんので、お時間があれば…。

 

 

20代の頃、まだ会社勤めをしていた時、会社の帰りに1週間に1回だったか、

2週間に1回だったか気功治療を受けに行っていました。

気で何かが治るとか、気のパワーで熱を感じるとか、そういう能力に憧れがあったのです。

 

 

 

気が通る人、通らない人がいるらしい…

 

ワタクシ、こう見えても真面目な子なので、先生の仰せの通り、
半年ほど真面目に通ってみました。

ところが気というのを全然、感じないのです。

先生になんとかという伝授(!?)を受ければ、気を感じるようになると言われ、

素直にそれも受けに行きました。

しかし何も感じません。

 

こりゃあ、どういうこったい!?

 

何万円もかけて薄暗い部屋で儀式みたいなものまで受けて、「なんでなんで?」と思い、友人に

「お願いだから、一度、その気功治療を受けに行って欲しい」

と頼み、行ってもらうことにしました。

 

 

すると、治療を受けてきた友人曰く、

「スゴイよー!怖いくらいだよー!

足の方からビンビンと気が通るのを感じて気持ち悪いくらいだったよ。

凄すぎて気持ち悪いから私はもう行かない」

とのこと。

 

「え”-!!  そうなのー? 私は何にも感じないよー!」

とびっくりしたものです。

 

そのことに関して、当時、知人の鍼灸師の先生に

 

「友人Aさんは気を凄く感じたらしいけれど、私は全然、感じないのです。

私は大金はたいて何をやっているのでしょうか?」

 

と聞いたところ、

 

「ヒラタさんはねぇ…気が通りにくい身体なんだよ」

 

とのこと。

 

「む!?むむむ!?」

 

 

 

 

気は”ない”というスタンスもあり

 

その後、紆余曲折あり、鍼の学校に通うことになりました。

 

まだ臨床(現場)に立ったことがない頃、とある手技療法の講習会に通っていました。

 

そこの先生に質問してみました。

 

「治療家で時々、悪い気を貰ってしまう。

それで具合が悪くなる場合があるという話を聞いたことがあるのですが、

先生は”貰ってしまう”対策で何かされていることはありますか?」

 

講習会の先生の答えはこんな感じでした。

 

「僕はそういうのは”ない”と考えています。だから何もない、です」

 

恐ろしい事態が治療師の身体には日々、目まぐるしく起こっているに違いないと想像していた私は当時、

この先生の考え方に「おおおっ!」と衝撃を受けました。

 

「そうかーそうだよなーそれでいいんだよなー」と思いました。

 

しかし、まだ施術に入ったことがない頃だったので、イメージは漠然としていました。

そして、

 

今現在、私もクライアントさんから受ける邪気というものは「ない」の方向で臨床に立っています。

 

おかげさまで気が通りづらい身体というお墨付きも頂いており、なんにも感じません。

 

疲れたなぁと思うことがあっても、一晩寝ると納まります。

 

自分自身、痛いところが出るときもあるので、スタッフに治療してもらうこともあれば、

知人の治療師のところにお世話になりに行くこともありますが、

それは「私も人間ですからねぇ…」の範囲です。

 

 

 

鍼灸師大先輩  I先生の有難く興味深いお話

 

奥沢で独立開業したての頃に、不妊治療専門鍼灸院の師匠(院長)の、更に師匠で既に隠居している

鍼の大家 I先生のところにお話を伺いに行きました。

 

名前は書けませんが、治療業界では知る人ぞ知る有名な先生です。

 

どうしたらもっと良い治療が出来るのか、

どうしたらもっとクライアントさんに来て貰えるかのアドバイスを頂こうと思ったのです。

 

そして、衝撃の一言…

 

「俺はね、途中で気付いたんだよ。俺は治してない。治せてなかった。」

 

「え”!」

 

人生「え”!」の連続です。

 

「俺には治す能力はない。触らなくても、治しちゃう人がいる、そういう人が昔、患者で来てた。

患者で来てるのに、その人が手のひらを揺らしていると、隣りのベッドの患者の痛みが取れちゃうんだよ。

俺が鍼を打つ前に…だ。

雇いたいと思ったねぇ。でも毎日、同じ場所に来れないタイプの人なんだよ。

摩訶不思議の世界だよ!気だね!

 

「え”!」

 

 

 

 

まとめ

 

気の通らない私はまだまだ気について考え続けなければならぬようです。

 

気は通らないですが、気が気になっている私の手からは、

本気で治療するぞ!の熱いやる”気”は出ています。

 

それは気のせいではないです。