あ:アニス

アニス

 

初めて口にした時、かなり衝撃の味でした。

20歳ころ、フランスを旅行しかわいいショップでジャケ買いならぬ、パケ買い?缶買いしたかわいい缶に惹かれ買ったお菓子。

キスチョコのような形のメレンゲにこのアニスシードが入ったお菓子でした。

まだ、大人の味に慣れていない私はお土産にいっぱい買ってきてしまったことを後悔しました、、(笑)

その後、日本でもまた缶買いしたキャンディーの中にもこのアニスシードがこんにちは!と出てきたことがあります。

 

裏を見たらやはりメイドインフランス!

 

19世紀に禁止されたアブサン酒にも入っていますしフランス人はこの味が好きなんでしょうね。。
(アブサン酒の禁止はアニスではなくニガヨモギの成分が幻覚を起こすと言われ禁止されましたが含有量が制限されて復活し、
フランスでもアブサン専用のバーがあるようでいつか行ってみたいところです)

20歳の私には衝撃でしたが、いつの日か癖になるというかあーゆー味が恋しくなるというか、そんな感じになりました。

トルコにいたときも『ラク rakı』いうお酒がアニスで作られていてよく飲んでいました。

お店にもよるのかわからないですが、サーブされるときはグラスにこのスピリッツを少し入れてくれて

お水の入ったコップと一緒に出されたので、混ぜると白濁するこのお酒が理科の実験のようで楽しくて飲んでいました。

アブサンも同じように白濁します。

アニスの成分は低温で凝固する作用があるので、お水で割ると混ざり切れない成分が凝固して白濁するのでしょうか、ね。

すごく好き!ってわけではないけれどなんか恋しくなる味です。
ピクルスやカレー、デザートなどに使用されたり、授乳時に飲むハーブティなどにもブレンドされています。

精油もありますが強い精油ですのでマッサージでは使用しません。

アニス pimpinella anisum
科名 セリ科
蒸留部位 種子
主な原産地 中東、北アフリカ
主な有効成分 アルデヒド:アニスアルデヒド

フェノール類:アネトール、メチルカビコール

モノテルペン炭化水素:リモネン

主要な適応症状 消化器系疾患
鼓腸(ガス)
腸寄生虫疾患
吐き気
分娩促進
利尿
去痰
緩下
催淫、催乳
禁忌事項 きわめて強力、比較的毒性の高い精油なのでマッサージには使用しない

 

 

クレア自由が丘 情報

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